シンガポールの蚊対策がすごい!デング熱を防ぐ驚きの方法
今日の授業のテーマは、
「シンガポールでは、蚊による病気の拡大をどうやって防いでいるのか?」
というニュースです。
いやぁ、蚊ですよ。
あの、夏になると「プーン」と飛んできて、人間の血を吸っていく、あの蚊。
私なんか蚊を見つけたら、とりあえず手で叩くとか、殺虫剤を探すとか、
その程度しか考えないわけですよ。
ところがシンガポール。
どうやら国を挙げて蚊と戦っているらしいんです。
しかも、その方法がなかなかすごい。
なんと、特殊な細菌を持った「繁殖できないオスの蚊」を大量に育てて、
野生のメスの蚊と交尾させるという方法が使われています。
これによって生まれた卵は、ふ化することができません。
つまり、
「蚊を退治するために、蚊を大量に育てる」
という、なかなか壮大な作戦なんですね。
でも、これにはちゃんと理由があります。
シンガポールでは、デング熱という蚊が媒介する病気が問題になっていて、
過去には年間約3万件もの感染例が記録されたことがあります。
そこで、蚊そのものの繁殖を抑えてしまおうというわけです。
いわゆる蚊の少子化対策ですよ。
さらに驚いたのが、シンガポールでは蚊を探すためにロボットまで使っていること。
狭い場所に入り込める小型の遠隔操作ロボットにカメラや殺虫剤を搭載して、
普通の人間では確認しにくい場所まで調査するそうです。
その他に公園や学校などでは、
光や化学物質の匂いを使って蚊をおびき寄せる特殊なロボットも使われています。
もう完全に、
「蚊 vs シンガポール政府」
の戦いです。
蚊からしたら、まさか自分たちを追いかけてくる相手がロボットだとは思わないでしょう。
「最近の人間、なんか本気じゃない?」
と、蚊のほうも感じているかもしれません。
そして、シンガポールの蚊対策は公共の場所だけではありません。
一般家庭にも厳しいルールがあります。
蚊は水がたまった場所で繁殖するため、植木鉢や排水溝などに水を放置しないよう、
住民にも対策が求められています。
違反すると、最高5,000シンガポールドルの罰金や、
場合によっては刑罰の対象になることもあるそうです。
実際に、家のトイレで蚊の幼虫が繁殖していたことで、
1,400シンガポールドルを支払った人もいるとのこと。
いやぁ……。
トイレですよ。
「トイレに蚊がいました」
↓
「1,400シンガポールドルです」
ですよ。
蚊を見つけた瞬間、
「お前、なんてことしてくれたんだ!」
となりますよね。
そんな厳しい対策を続けた結果、シンガポールでは年間のデング熱感染者数が
20年以上で最も少ない水準になる見込みだと報じられています。
こうして見ると、シンガポールの蚊対策は、単純に「蚊を殺す」というものではなく、
蚊が増えない環境を作り、最新の技術を使って蚊を探し、さらに住民にも協力を求める。
国全体でデング熱を減らしていこうという、かなり徹底した取り組みなんですね。
今回のニュースを読んでいて、個人的に面白かったのは、
普段なら「ただの蚊」と思ってしまうものに対して、国がここまで本気で対策していることです。
海外のニュースを英語で読んでいると、日本ではあまり考えないような社会問題や、
それぞれの国の考え方を知ることができます。
「へぇ、シンガポールって蚊対策にこんなことやってるのか」
と思いながら知らない単語を覚えるほうが、
個人的には記憶に残りやすいんですよね。
今回覚えておきたい英単語はこちら。
curb:抑える、削減する
sterile:繁殖能力のない、不妊の
enforce:施行する、徹底させる
stagnant:よどんだ、流れのない
penalty:罰金、刑罰
特に「curb」はニュース英語でもよく登場する単語なので、
覚えておきたいところです。
というわけで、今回の英語ニュースはシンガポールの蚊対策でした。
それにしても、蚊を退治するためにロボットを投入して、繁殖までコントロールするとは、
私が子どもの頃に蚊取り線香を焚いていた頃から考えると、ずいぶん時代が進みました。
そのうち蚊のほうも、
「今年の夏はシンガポール、ちょっとやめとこう」
ってなるんじゃないですかね。

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